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「色と象徴・文化を学ぶカラーシンボリズム」勉強会2018年カリキュラム

色と象徴・文化を学ぶカラーセラピー勉強会

色彩象徴~カラーシンボル

 

ご要望が多かったシンボリズム~色の象徴性2011&2012~リメイク講座です。

 

1)基本連想物→自然物の意味が、色のイメージとして受け継がれる

2)人類に「概念(信仰や神)」が生まれる→「概念」に形を与えるために「色」と「形」の象徴を記録・伝承し始める。

(赤は血の色・戦いの色→「戦神マルスの赤」「勝利の赤」「火星の赤」など)

 

上記の1) と2)がミックスし、特定の国・宗教・思想の中で「色彩象徴」が受け継がれていきます。

※1)の部分は「カラーセラピスト勉強会2015~自然の色・基本連想物

3)1と2を受け継ぎ、治世者が「色彩規定」を定める。(正規の記録に残る色の規定/「冠位十二階」など)

 

 

 

「カラーのストーリーは、ほぼ文明そのもののストーリーと同じである」  フェイバー・ビレン(1963)

 

勉強会では、原始から紀元前のシュメール、メソポタミア、エジプト神話から一神教各種、アジアの多神教(ヒンドゥ、仏教)、ビザンツからルネサンス、日本画などの美術史など、世界各地のさまざまな時代に象徴化され・受け継がれた色の意味性世界の一端をご紹介します。

 

 

ルネッサンス以前、色は美学(芸術)ではなく神秘的で魔術的なものとして扱われていました。

 

色彩象徴とカラーセラピーの色の意味は同じ?

 

厳密に言えば、広義の「色彩象徴学」と狭義の「カラーセラピーで学ぶ色の意味」は違います。

 

文化史そのもので無限にある「色彩象徴」の中から、

・「心理分析」をするに適した色彩象徴をピックアップし、各色に「特徴」を与えているのがカラーセラピーの色の意味

と考えていただくと良いかもしれません。

 

 

【誰かピックアップしたの?】

 

「カラーセラピーはイギリス発祥」です。

キリスト教、ユダヤ教、ケルト神話などの色彩象徴を「当たり前に知ってる」文化(イギリス)の中でカラーセラピーは生まれ、「カラーセラピーの意味」がピックアップされています。

 

>>カラーセラピーとはなにか?

 

日本は固有の宗教意識が低いせいか、宗教儀式のたびに色彩象徴を目にする・理解する機会が少なく、(日本の/世界の)色彩象徴を「当たり前に知ってる」方はまだまだ少ないです。

 

ゆえにカラーセラピーの「色の意味」を熱心に学ぶほど「色彩象徴」の壁にぶつかるようです。

 

 

 

 

ブルーのマリア(ピエタ)
ピエタ

 

テキストにも「ブルーはマリア、イブ、イシスの色」と記載されています。

 

 

「マリア」→「母性」「慈愛」「処女受胎(誠実・清廉)」「悲しみ」「悲嘆」

 

など「マリアという象徴」から「カウンセリングに用いる言葉」にイメージを展開することが求められますが、カラーセラピーの講座内で「マリアついて」長々と話す時間はありません。

  

「マリア(キリスト教)」「イブ(旧約聖書)」「イシス(エジプト神話)」

 

各国・各思想・各宗教の色彩象徴がちりばめられているのが、「カラーセラピーの色の意味」なのです。

 

 


色の経験ピラミッド

 

人類に共通する色の意味(色彩心理)は

>>リュッシャーカラーテスト

の領域です。(全人類に共有されるロジック)

ゆえに、色の言語には限りがあります。

 

 

色彩象徴は気候風土・宗教に由来する文化的な色の意味です。

国(自然の土壌)や宗教観、王朝、文化、芸術…同じ国・同じ色でも時代により「意味性」が変わったりもするのです。

 

 


 

 

「戦いの神の色」という抽象概念を、「赤」で象徴・伝承しても、

・その国・エリアで「赤の顔料」が採取できないと「色味」は伝承できません。

・古代に残された「赤」の顔料が、現代人のわたしたちには「オレンジ」に見えたりもします。

・概念も「形のない曖昧なもの」ですが、「色の認識も曖昧なもの」だからです。

 

この講座は「カラーセラピスト」勉強会ですので、カラーセラピストが応用しやすいように「12色の枠」で振り分けています。

 

本格的に「色彩象徴学」「色彩史」を突き詰めたい方は鉱物史・顔料&染料史・言語学などご自身で深めてください。(カラーセラピーからは遠ざかりますが面白いですよ☆)

 

 

ちょっとマニアックな講座ですが、

 

・トリコロールやオーラライトなど象徴性を多用するシステムのカラーセラピスト

・他、占い系も扱っている方

・色の奥深さを知りたい方

 

などは今まで持っている知識が繋がり、知識が智慧に変わるのを体感できると思います。


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ColorとColors

 

今年は最後に「国旗」を入れました。

 

古くは神の所在を棒と布(印)だったものが、抗争時に敵味方を見分ける識別の色になり、部族・軍隊・王朝を象徴化する「幡」「旗」になりました。

 

現代では「国のアイデンティティやイデオロギー」を国旗の色(とデザイン)が象徴しています。

 

「概念の象徴化」ですから、日本国旗の赤・中国国旗の赤・旧ソ連国旗の赤…「赤がシンボライズする意味はそれぞれ異なり」ます。

 

太陽の赤・革命の赤・独立戦争で流れた犠牲の赤・社会主義の赤・共産主義の赤…同じ赤でも、

「その国のアイデンティティ~歴史・文化・宗教・思想」

により異なる象徴を持つのです。

 

…国旗は戦争や侵略された記憶にも直結するので、国旗の是非はさて置いて(笑)

 

国旗は英語で、まさに「COLORS」なんですね。(FLAGSでも通じますが)

 

「人と色の文化史」は、現代も継続中であることをご理解いただけると、色の世界の面白さ・奥深さ・可能性に胸がときめくと思います。

 

 

 

※狭義でば企業のコーポレートカラーや商品のパッケージデザインの世界です。色彩象徴はカラーセラピーのみならず、カラーコンサルティングにも必須の知識です。