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    藍色(インディゴ/パープル)~カラーセラピー色の意味と色彩象徴

    藍色(インディゴ/パープル/ロイヤルブルー)の意味

    特定の色に惹かれる・気になる時は「心理的な意味」があります。

    インディゴ(藍色)が気になる時の心理的意味(ポジティブ)

     

    インディゴ(パープル)に惹かれる時は、インディゴの持つ「深さ」にシンパシーを感じている時かもしれません。インディゴは青色が更に「深さを増した」色。青色の持つ「内側との繋がり」のテーマが更に深まり、心の奥深くにある「自分の真実」を見る色でもあります。

    青の視野は「広い」ですが、インディゴの視野は「深い」のです。

     

    表層世界の情報(五感)や常識に囚われず、「本質」を見る「直観力」「洞察力」が必要な時期、インディゴはサポートしてくれます。

    「こうあらねばならぬ自分」ではなく、「そもそも自分は何者なのか?」。

    インディゴは自分自身が創り上げてきた「既成概念を打ち破る」色なのです。

     

    チャクラで言えばインディゴは第6チャクラ「サードアイ」。

    「すでに自分の中にある答えを信頼する」テーマを持ちます。インディゴは「知っている」と言う意味を持ちます。この色に惹かれる時、答えはすでに出ています。足りないのは「自己への深い信頼」だけかもしれません。

     

    インディゴ(藍色)が気になる時の心理的意味(ネガティブ)

     

    インディゴの「深さ」「暗さ」に「過剰」に惹かれてしまう時は、「深い暗さ」に包まれ、「静寂」の中に「自分を隠す」必要があるのかもしれません。エネルギーを消耗しきった時、人は自ずと宇宙や深海(もしくは胎内)の「闇と静寂」の中で自分を癒し「充電」しようとするのです。

     

    ただし「刺激を絶つ」働きのあるインディゴは、過度になれば「自閉」「孤独」を招きます。インディゴの「深い内向き」のパワーは、時として全ての刺激(インディゴの特質である直観・洞察すら)をシャットダウンしてしまいます。

     

    補色のゴールドは「太陽の光」の質を持ちます。闇の中で「真実」を掴み「休息」を終えたなら、「智慧の放出」「強い外向」パワーを持つゴールドを補うことで内外のバランスが是正されるでしょう。

     

    藍色(インディゴ)の補色「金色(ゴールド)」

     

     

    ©引用転載は可ですが、必ず出典元(当校・当サイト)を明記してください。 

     

     

    藍(インディゴ)色の意味と色彩象徴。第6チャクラは「直観」を意味します。カラーセラピーではインディゴ・パープル・ロイヤルブルーなど3次色が相応します

    藍色(インディゴ)の色彩象徴~カラーシンボル

    ●チャクラ:第6チャクラ 

     

    インディゴは深い色です。

    深海の色であり、宇宙の果ての色。

     

    青が太陽光を受けた「青空」だとすれば、インディゴはその奥にある「深い空(宇宙)」を表します。

    青が太陽光を受けた「海の表層」だとすれば、インディゴはその奥にある「深い海」を表します。

     

    この「深い青」は、古代より意識(光)の先・更なる「奥」…無意識の知恵や神秘をイメージさせる色なのです。

     

    原初の海は「深い水」とも呼ばれ、わたしたちが誕生以前にいた場所であり最後に還る場所の色。

    かつてわたし達が「知っていた」こと、「知っていた」ことすら忘れてしまっている遠い記憶の色でもあります。

     

    この「深さ」を連想させるインディゴは脳の奥「深く」にある器官…松果体に当てはめられました。

    デカルトが「魂の座」「直観の在り処」と呼んだ松果体は、長い間機能が謎に包まれていました。

    後世「光の受容機能」がある「腺」だと判明し、1958年にはラーナーが松果体から分泌されるメラトニンを発見しましたが、かつては「特別な3つ目の目~第3の眼」と考えられていたのです。

     

    この特別な眼は、肉眼では見えないものを映します。

    物事の表層ではなく深い部分にある本質を「知る」知恵。それを象徴するのが「深い色」~インディゴ(パープル)です。

    東西問わず神仏の造形には、額に第3の目が刻まれています。 わたし達の頭部にはいまだ解明されていない謎が多くありますが、古代の人々も、頭部には「眠れる器官」があり、超越者達は、その機能が覚醒しているに違いないと考えました。サードアイは「真実を見抜く目」なのです。

     

    残念ながら20世紀に入り室内灯が普及したことで「光の受容機能」の役割は終わり、松果体はやがてなくなる器官だと言われています。

    しかし、「自己実現」の第7チャクラの手前、第6チャクラで「(自己実現に至る)自分の道」を探すためには、簡単に入手できる表層的情報ではなく、自分の眼で「真実を見抜く」必要があるのです。

     

    深い藍色は日本の色。インディゴの第3の眼は遠く・深くを見通します。

     

    インディゴは「賢者の色」とも呼ばれ、「知っている」ことを表します。

    原初の深くて昏い水の底で「(かつては)知っていた」真実を、再び探求するテーマを持ちます。

     

    「洞察」と「真理」を表すこの色が、利便性を追求した過度な情報化社会の渦の中で失われていくのは、少しさびしい気がします。

     

    また、わたし達日本人にとっては、この色は特別な色です。 日本の藍染めは、飛鳥時代から行われ、奈良時代には献上品として活用されました。

    江戸時代には庶民の色となり、町には藍の着物・作務衣・暖簾・手ぬぐいなどが街に溢れます。

    明治の初めに日本に来た化学者ロバート・アトキンソンは、その様を見て「ジャパンブルー」と表現し、小泉八雲で知られるラフカディオ・ハーンは、「神秘なブルーで満ちた国」と表現しています。

     

    藍が粋であった時代とは異なり、藍染を身に着ける機会の減った現代日本ですが(天然染料はもう、庶民のものでもないですし)、かつては「褐色(かちいろ)~勝色」として武家にも愛された深い青が…シンプルで洗練された「深い」藍が、日本の色だと言うことは忘れないようにしたいですね。

     

     

    インディゴ(パープル)の意味と色彩象徴 ©2015 ホワイトターラ主宰 金山知佳子

     

     

     

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